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映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

映画館がタイムマシンだった

映画興行ひとり勝ちTOHO CINEMASの午前10時の映画祭で「ある日どこかで」を観る。
今は新宿バルト9というめんどくさい高層のシネコンになってしまったが、昔は新宿京王地下という映画館があり、ここで「ある日どこかでは」はロードショーされた。SFオタク青年の毛があった私は、「スターログ」の愛読者でもあり、「ジョーズ2」の監督が逸品のタイムトラベルものの恋愛映画を撮ったということで初日に駆けつけた。
ロードショーではコケて、2週間で打ち切られたが名画座で何度も追っかけた。
(SF映画の評価はよくあるブレード・ランナーもしかり)
オオ〜ジョン・バリーの音楽よ!ジェーン・シーモアの美しさよ!私にとっては映画館がタイムマシンだった。
この場面とこの音楽と涙腺がなんと身体にしみこんでいることか!
しかし、リチャードとエリーズは、「タイタニック」のジャックとローズの悲恋と恐ろしいほどストーリー展開が重複する。
エリーズとローズには両方ともパトロン(婚約者)がいて二人の関係に気づき妨害するが妨害するほど二人は燃え上がる。
驚くべきことにラストシーンの展開は男女が逆になっているが全く同じだ。よく裁判沙汰にならないな。
(ひょっとしたらなっていたのか?)
まあジェームス・キャメロン監督は「アバーター」でも同様な今まで見たことのあるようなストーリー展開を3Dの最新技術で包み換えているからな。ひょっとしたらストーリー展開もあらゆる大ヒット映画の勝利要因をコンピュータ解析で組み立てているのかも。
(これば十分ありえる!)
クリストァー・リーブはその後の人生を想うと悲しいが、映画はこの一本で永遠の魂を吹き込みました。
☆☆☆☆☆ 3月11日TOHO CINEMAS府中 

この画像はポイントをよく押さえていますね。

ある日どこかで オリジナル・サウンドトラック

ある日どこかで オリジナル・サウンドトラック

名曲とはこのことジョン・バリーさん素晴らしい!ラフマニノフも実はジョン・バリーさんだったの映画館でこそ観るべし!