Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

 銀河ヒッチハイク・ガイド TOHOシネマズ 南大沢

かるとSF小説として知られている作品だが未読。
宇宙のバイパスを通すために、その通り道にある地球が取り壊され、ただひとり生き残った主人公は宇宙をさまようというハチャメチャSFの映画化なのだが、笑いのセンスに乗れない。観ていた観客の大半がそのように感じるほど何か場内に違和感のムードが漂っていた。
まず、ナンセンス度が伝わらない。
SF度がチャッチイ。後半の地球再生シーンはスケールが大きいのにちぐはぐ。
マニア向け。原作の愛読者には評判が良いようだが・・・
役者が今ひとつ。サム・ロックウェルは好きになれない。「マッチスティク・メン」も「コンフェッション」も良いと思わない。似た感じでティム・ロスも同じに好きになれない。ねずみ男は嫌いということか。