Like a bird, like a cat, like a fish?

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たい平 小三治

3日連続の夕立。天候不順で五月晴れの少ない五月が過ぎようとしている。
夕立のなか新宿の紀伊国屋寄席を見に行く。お目当ては小三治師匠。
若手の柳家三三のお噺はうまいが生真面目という感じ。
三遊亭圓彌の「子別れ」はさすがベテランの味。
一番沸かしていたのは、林家たい平。本日の夕立のなかで、アベックがこの雨を指して「飛ぶ鳥を落とす勢いの雨だ!」と言っていたというネタは大爆笑。お噺の「紙屑屋」でも身体を使った隅田川の花火の表現が大うけだった。
柳家小三治師匠は、新札のデザインがどうにも気に入らない。何故かというと3人の表情が無表情という表情が気に入らない、何か陰謀があるのでは、というまくら。やはりまくらは面白い。お噺は、「甲府い」ほのぼのとした人情噺で心を暖かくして帰る。
帰ってから新札と旧札を見比べた。
《第485回紀伊国屋寄席プログラム》
柳家三三  「夏どろ」
三遊亭吉窓 「汲みたて」
三遊亭圓彌 「子別れ(下)」
    仲 入
林家たい平 「紙屑屋」
柳家小三治 「甲府い」