Like a bird, like a cat, like a fish?

映画・落語・写真・ダイビングを中心としたお気楽人生ブログです。

大阪万博 正蔵襲名 弥次×喜多

シンボル!

新宿タイムズスクエア高島屋に行ったついでに「タイムスリップ昭和展」を見る。入場料700円
愛知万博にからんで大阪万博ブームだとか。
「EXPO'70」、すでに35年前の事だがすごく魅かれるものがある。
郷愁・夏休みのイメージ・輝く未来・「人類の進歩と調和」
あの時代を過ごした者のの共有のシンボルが大阪万博だ。
それで展示会だが、タイムカプセルの実物大と中に入れてあるものなど興味深く見て、岡本太郎の「太陽の塔」関連の展示物など見ると、岡本太郎のエネルギーが本当に爆発していたなと思う。
各パビリオンのテーマもはっきりしていて、建築の独創性は今見ても古さを感じさせない。当時のポスターやグッズ類が懐かしく、絵葉書やペナントは家にあったし、レーニンバッチはなぜか数枚もらったのを思い出した。迷子カードももらったな。
ざっと40分もすれば見てしまうほどで、もう少し各パビリオンの内容や併設されていた遊園地のことなど展示があればと不満も残る。
終わりの方は歴代グリコのおまけ展示と「タイムスリップグリコ」の宣伝。

(2月に金沢で買った北陸限定版タイムスリップグリコ大阪万博編、6月には関東でも発売予定とか)
出口をでると当時の給食を食堂で販売。揚げパンと鯨の竜田揚げを食べるが値段は高い。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

杉浦直樹の「20世紀少年」を読んだときに、主人公たちにこいつはオレだと思わせた。

林家こぶ平改め 九代目林家正蔵襲名披露」
東京厚生年金会館 13:30〜 料金S席4500円
演芸場での襲名披露を終えて大ホールでの披露第一弾
いっ平の「荒茶」お兄ちゃんのお祝いに一生懸命がんばるが声が聞きにくい。
義兄の春風亭小朝師匠は講座にマイクを持ち込みカラオケネタでお客を大いに沸かす。
さすがです。「涙をこらえてカラオケを」という演目だったが、ネットで調べると桂三枝師匠のネタらしい。
林家喜久蔵師匠は、師匠である先代の林家正蔵(彦六)師匠のネタで楽しませてもらった。
口上に入り、いっ平はとちりまくりハラハラさせる。「前途多難たるお祝い・・もとい前途洋々たるお祝い・・・」は笑いをとるために言ったのか定かではないが、シャレにならないよいっ平ちゃん。
そしてこぶ平改め、九代目林家正蔵の登場。
小朝師匠のアドバイス「落語は一年で一回でいい(本気にさせるお客を選べ)」を受け、「本日がその日でございます」が一番受けた。
歌舞伎の中村勘三郎襲名と合せて、歌舞伎ネタの「四段目」をやったのだが、「落語で寝させちゃいけない」と自分でいっていたが前の人は爆睡してました。
名前に負けずに頑張っているのだが、通に認められるより、爆笑させる落語が聞きたかった。(シロウト考えだが)

真夜中の弥次さん喜多さん
落語ネタついでに渋谷シネマライズで観る。
タイガー&ドラゴン」が絶好調の脚本家、宮藤官九郎の初監督作品。
封切りから一ヶ月経つのにいまだに混雑、渋谷と作品がマッチしているからか? 
う〜ん大変ぶっ飛んでいて面白かった。
ホモでヤク中でお伊勢参りの時代劇、本当にデープなネタでやってくれました。
要所要所で多彩なゲスト出演があり噴出すほどおかしい。
マルコヴィッチの穴」のパロディのような箇所もCG合成の使い方がうまくイヤミがない。
チャーリー・カウフマンに対抗(敬意)しているのか? 
ヤク中の喜多さんがリアルな世界を求めているのに対し、逆に健全な弥次さんが黄泉の世界まで旅する。それには訳があって・・・いいかげんな話のつくりのようであるが、実は根本にデープなネタがある。
クド監が期待される理由がなんとなく判った。
長瀬智也はジャニーズでもここまでやるか。絶好調ですな。