第77回アカデミー賞
第77回アカデミー賞授賞式が行われた。
WOWOWで放送されているが、見る時間がない。
結果としては、
「ミリオンダラー・ベイビー」の勝利、「アビエイター」の負け
マーティン・スコセッシ監督は、万難を排して取り組んだアカデミー賞狙いの作品だけに悔しがっているのだろう。
クリント・イーストウッド監督は、映画の主人公のようにさっそうとしてカッコいい!(見ていないけれど想像)
アンチハリウッドからスタート(B級映画→TV→マカロニ)して独立プロでの監督・主演作を連発。ほとんど失敗作もなく評価されてきた。日本がいち早く評価していたように思われる。描く内容は芸術家ぶった作家主義に陥ることなく、いつも良質のエンタテインメント作品だ。
そのように比べるとスコセッシもまだまだ風格で差があるか。
イーストウッド作品では、「許されざる者」が最高傑作でピークかと思ったのだけれど、ここまで至るとは思いませんでした。
監督は日本に来日するのかな。黒澤明監督の墓参りをしたりして・・・
作品賞:『ミリオンダラー・ベイビー』
監督賞:クリント・イーストウッド『ミリオンダラー・ベイビー』
主演男優賞:ジェイミー・フォックス『Ray/レイ』
助演男優賞:モーガン・フリーマン『ミリオンダラー・ベイビー』
主演女優賞:ヒラリー・スワンク『ミリオンダラー・ベイビー』
助演女優賞:ケイト・ブランシェット『アビエイター』
作曲賞:『ネバーランド』
編集賞:『アビエイター』
撮影賞:『アビエイター』
美術賞:『アビエイター』
脚色賞:『サイドウェイ』
録音賞:『Ray/レイ』
脚本賞:『エターナル・サンシャイン』
長編アニメーション賞:『Mr.インクレディブル』
メイクアップ賞:『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
衣装デザイン賞:『アビエイター』
長編ドキュメンタリー賞:『ボーン・イントゥ・ブラザルズ』(原題)
短編アニメーション賞:『ライアン』(原題)
実写ドキュメンタリー賞:『ワスプ』(原題)
視覚効果賞:『スパイダーマン2』
音響編集賞:『Mr.インクレディブル』
ドキュメンタリー賞:『マイティ・タイムズ・ザ・チルドレンズ・マーチ』(原題)
歌曲賞:『モーターサイクル・ダイアリーズ』
外国語映画賞:『海を飛ぶ夢』(スペイン)