Like a bird, like a cat, like a fish?

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ターミナル

歌舞伎町新宿プラザ劇場で「ターミナル」観る。
新宿プラザ劇場は、昔からのお気に入り劇場。大スクリーンと客席の接近度が心地よい。
「ターミナル」は、スティーブン・スピルバーク監督が往年のハリウッド映画スタイルを彷彿とさせる優雅な作りになっている。様々な人種や人生を交差させる空港が舞台で、その空港をまるごとセットとしてこしらえて、大勢のエキストラを縦横無尽に操作するスピルバークの余裕の演出が映像の裏側に見えてしまう。
トム・ハンクスは、ジェームス・スチュワートのようだ。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、美しいのだが、母親を演出するのが得意なスピルバークではちょいと無理なキャラでした。
あと、主人公のニューヨークに来た動機も弱いように思える。